圧巻の完全優勝をなしとげた
<TEAM F(e)ast>の3選手たちに直撃インタビュー!

2024年の12月8日(日)に開催された「全国小学生プログラミング大会 ゼロワングランドスラム」、通称「ゼログラ」の第3回大会。そこで行われたロボット競技「スクランブルバトル」と、ゲーム開発競技「ゼログラハッカソン」の両競技で1位となり完全優勝を達成した関東エリア代表<TEAM F(e)ast>の選手3人に、大会後にインタビューを敢行。彼らが勝利をつかんだ戦略やチームワークの秘訣、将来の夢などを語ってもらいました。

川野煌真選手<小学6年生:群馬>(左)、高塚慶太選手<小学4年生:東京>(中央)、山河新選手<小学3年生:東京>(右)

ロボット競技では、チームの作戦が的中!

―優勝おめでとうございます。

選手全員:ありがとうございます。

―大会全体で、一番印象に残っていることはなんですか?

川野選手:ゲーム開発競技「ゼログラ ハッカソン」で1位になったときです。

山河選手:ぼくはロボット競技の一番最後。勝つか負けるかギリギリの場面です。

―ロボット競技で最後にブロックを狙ってロボットをリスタートしたのは、咄嗟の判断ですか?

山河選手:いいえ、作戦でした。

―作戦を最初から考えていた?

山河選手:最初から一番左のポケットにブロックを3個入れて、 その後に相手の様子を見て、 入れる方向を決めてリスタートするって作戦でした。

高塚選手:あの作戦はぼくが考えました。 最後に狙ってリスタートしてブロックを落とせたのは気持ちよかったです。

ゲーム開発競技では、ライバルの強さも実感!

―「ゼログラ ハッカソン」でも見事な勝利でしたね。

高塚選手: 地域予選の2回戦では、「ゼログラ ハッカソン」でミスしちゃってビリだったんです。 結果的にはロボット競技で引っ張ってもらえて勝てたんですけど。それで 今回は、めちゃくちゃ人のゲームを見て学んで、 見よう見まねで作っていたら「ゼログラ ハッカソン」で1位になれたのでうれしかったです。

山河選手:Scratchでは他の人が作品を公開してるので、その作品を見て、 これいいなとか参考にしました。

高塚選手:次もこのような結果になるとは限らないと思います。 次に備えて練習を積まないと。 自分たちの実力は確実に上がっているとは思うんですけど、 次はもっと厳しくなる。 とくにチーム風林火山の選手だった、小学1年生の星野君が確実に次回は活躍する気がします。

山河選手:だからぼくたちも成長していかないと。

―ゲーム開発の担当はみんなで話し合って決めたのですか?

山河選手:自分が得意な分野で決めました。

高塚選手:ゲーム開発では、ぼくが背景の音楽をつけて、 あらたん(山河選手)がスタートの場面を作って、 川野さんがデバッグなどをするみたいな。

川野選手: 担当は即興で決めましたね。

山河選手: スプライト(素材)で選んだスクーターのおかげでゲームが作りやすかったです。 スクーターにあわせて、ゲームの方向性が決まりました。

―サーチライトで照らすというゲームは、あまり見たことなかったですね。

山河選手: パッと思いついて、これならいけるって。

高塚選手: 最初は誰もが思う通りレースゲームを作ろうとしたんだけど、 あらたん(山河選手)はサーチライトで照らすゲームがいいんじゃないって言って、 それでチームでそういうゲームを作ろうってなりました。 最後まで作り込みましたが、作れなかった要素も何個かありました。

山河選手: 相手チームのスプライトに車があったりしたら嫌でした。作りにくかったかもしれないです。

川野選手: 相手チームはそれぞれ違うスプライトだったおかげで、スプライトをほぼ加工せずに作れました。

※2024年度の決勝大会にて、TEAM F(e)astが開発したゲーム

抜群のチームワークの秘訣は!?

―みんなは、この大会で初めて会ったのですか?

高塚選手:はい。

―すごく仲が良いですね。

高塚選手:めちゃくちゃリモートで会議して話をしました。 会話している時間は、 大会と合わせたら20時間以上いっているかも。

川野選手: 丸1日以上は話していると思います。

高塚選手:お母さんやみんなが応援してくれて、 協力してくれたので、それのおかげもありました。

山河新選手:でも本番になると、みんなで顔を合わせてるから、 揉めちゃうことも多かったです。

川野選手: 失敗したときは揉めちゃいますね。

山河選手: チームワークが乱れちゃうときもあったけど。

高塚選手:でも、何度もミーティングして、 雰囲気とかも取り戻せました。

山河選手: チームワークは取れていたと思います。

―大会の前には、どんな練習をしていましたか?

高塚選手:プログミーで他人のゲームを見たりしていました。分析して、こういうゲームを作るなら、この技術を追加しようとか。

川野選手:個人でプログラムをしたり、ロボットの作戦を考えたりしていました。

山河選手:ひとりひとり特訓しつつ、みんなとリモートで会ったときは練習って感じです。

―ゼログラ以外のプログラミングコンテストは出たことありますか?

山河選手:ないです。

川野選手: ゼログラみたいなプログラミングの大会には出たことないですが、 ゲームを作って提出するコンテストには出たことがあります。

高塚選手:ぼくもコンテストはあります。 全部第二次審査で落ちてますけど。

―普段は家で、どのようにプログラミングをしていますか?

山河選手:スクラッチは全部独学。ロボットはスクールでやってます。

高塚選手:スクラッチは 教室で。ロボットは独学です。

川野選手:ぼくはスクラッチが独学。 ロボットは教室です。

―学校などの友だちでプログラミングを学んでいる人は多いですか?

山河選手:同じスクールに通っている人が1人で、 もう1人いたかなって感じで少ないです。

川野選手:近くでやっている子はほぼいません。

高塚選手:自分の周りは、クラスの大半の男子がやってます。周囲に発信をすることで他の人に影響力を与えられるから、自分はプログラムミングを積極的に薦めています。

―最後に将来の夢を聞かせてください。

高塚選手:AIプログラマーです。

山河選手:誰でも使えるハードウェアを作りたいです。

川野選手:技術系の分野に進みたいです。まだ、ちゃんとは決まっていないけど。

―ありがとうございました。

ゼロワングランドスラムの公式 YouTube チャンネルでは、決勝大会当日の様子をフルバージョンにてアーカイブ配信中。ぜひ小学生プログラマーが繰り広げる熱き戦いをご覧ください。

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